いいものは何かと考えれば、結局、素材と作りの良さに尽きると思いますが、モノというのはここにデザインという要素が加わる。
このデザインというのが厄介で、この要素があるがために服の世界は昔々の頃とはまったく変わってしまったんだと思います。
幼少期から技術を磨いた職人が人生をあずけるように工房で良いものをひたすら作りつづける。
この美しさは誰も否定できないはずですが、否定されました。
それがデザインの魔力です。
モスキーノのこんな新作を見させられると、これがデザインが支配する今のモードなんだなと思います。
素材とか作りの良さとかで価値を生み出しているんではなく、ただひたすら、デザイン。
面白さ、目新しさ、発想、皮肉、…
服に対するこうした戦略や態度。ちょいワルどころじゃないですよ。本当のワルです。
そして本当のワルはそれなりに魅力的なんですよ。
参照:モスキーノ、話題のファストフードアクセサリーを原宿で発売
ちなみにトムブラウンも新作を発表しましたね。ダースベイダーっぽい世界が…といわれてますが、ちょっとだけ進撃の巨人が入ってる気もします。まあ、雰囲気ですけど…。
参照:トム ブラウン ニューヨーク 2015年春夏メンズコレクション - 平和を願うダース・ベイダー
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