ケイト・モスを採用しています。
参照:http://www.stellamccartney.com/jp
ケイト・モスの身長は167㎝です。身長だけ見ると普通なんですよね。特に欧米では、167㎝というのは国によっては国内女性の平均身長より低いです。
そう考えると、今の雑誌の、等身大読者モデル的な動きはもう20年以上も前から世界的に流れとしてはあって、ケイト・モスはその先駆的なミューズといえるかもしれない。さかのぼるとツィッギーになるのでしょうが。
自分の想像が追いつく程度に、理想ももっと身近であってほしい、リアルであってほしいという欲求を人間は一方では持っているので、ケイト・モスは20年もの間、そういったリアリティーを私たちに提供しつづけているのかもしれません。
ちなみにツィッギーが出てきた1960年代末とケイト・モスが出てきた90年代は、ファッションだけじゃなくて、音楽も文学も映画も王道が脱臼されて、リアルな等身大感覚が出てきた時代だと思います。
ただ、シンディ・クロフォードやナオミ・キャンベルみたいな超人的ボディ、いわゆるスーパーモデルの時代も、ケイト・モスの反スーパーモデルの動きと同時進行していたのですが。
モダンブルーでも何人かのモデルさんと契約していますが、身長160㎝のモデルさんもいます。腰の位置が高いと、身長160㎝でもカッコよくキマる。悲しいほどストレートな事実ではあると思いますが…
しかしケイト・モスはトップモデルになってすでに20年。
20年もトップスターでありつづけるのは昔はエルビスプレスリーでも無理だったのに。
最近はちらほら可能になってきています。
ジョニーデップもブラッドピットも20年超えのトップスターだということを思うと、世代交代はなかなか進まなくなっているようです。
アンディ・ウォーホルは「いずれ誰もが15分間だけ有名人になれる時代が来るだろう」と言いましたが、限られたスターだけが20年ものあいだ有名人であり続ける時代が、今日の姿なのかもしれません。
それは裏でまったく別の動きが進んでいる、ということの、騙し絵みたいなものとしてあるかもしれませんが。
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