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2013年12月13日金曜日

2人のためのクリスマス 天使のくれた時間には 特別なギフトを vol.3

スタッフ伊東の実体験が
妄想的に膨らんだクリスマス連載デート企画
今日から第3回目を公開しています。

http://www.modern-blue.com/page/gift/index_xmas.html

紀尾井町のホテルからほど近い
ピアノのメロディーが聞こえるレストランへ…。

ちなみにこの企画で用いているアイテムは
当店でも選り抜きの一級品で
構成していますので、
違いを知る人にはぜひ
その世界観も感じてもらえたらと思います。

2013年12月10日火曜日

アクタス創世記 ビジネスのトランス状態

先晩は就寝前にアクタスの本を読んでいたのですが、1960年代にこの輸入家具会社がやったことがヤバすぎて、ちょっと脳が揺すぶられました。

日本にモダンインテリアをもたらした会社なのですが、それまで家具業界といえば婚礼家具の世界だった。アクタスの前身、湯川家具というのですが、湯川家具も婚礼家具が売り上げの主軸だった。

でもある日、1人の若い社員が京都の国立近代美術館でやっていた「現代ヨーロッパのLiving Art展」を見て衝撃を受ける。そこでは「2001年宇宙の旅」で使われていたソファや、北欧のデザイン家具が展示してあった。

その若い社員は興奮状態になり、帰るなり社長に言う。
「とにかく京都に行って見てきてください!」と。
「そうなの」、というわけで社長も足をのばす。

行ってそれ以上に衝撃を受けたのは社長だった。脳に電撃が走る。これはヤバい。婚礼家具の時代は終わったと。

1ドル360円固定為替の時代に、すぐさま社長は北欧買い付け旅行に。英会話、そんなものはできない、貿易のノウハウ、そんなものは知らない。とにかく行った。カメラも持たずに。そして一脚200万円とかいう家具をばんばん買い付けてくる。

カメラも持っていってないので、社員たちへの出張報告会ではただ社長が熱意と興奮、記憶を喋るばかり。社員は何が輸入されてくるのかわからない。とにかく、すごいものが来るらしい、というだけである。そこに社の運命を信じてみるだけである。

蓋が開かれる。そして証明される。今まで日本になかった家具、値段も破格に高い家具。それでもまったく違う文化、層の厚い美意識に貫かれた一級の文化。そしてそれを受信する、一定数の人がやはりいるのだ。

まずファミリアの社長が顧客になる。そして東京青山へ、ビル六階すべて借り切っての進出。ここから一気にモダンインテリアの文化が日本で始まる。

婚礼家具は終わった。それでもまだ自社の主軸商品は婚礼家具のままである。自社の婚礼家具プロモーションも行われる。ところがアクタスはその場で、婚礼家具を否定するパフォーマンスをやる。白い布を使い、もう婚礼家具の時代でないこと、次の家具の提案に向かうことを来場者にPRする。これが大ウケする。

何なのだろう、これは。
電波信号、情熱の電波信号がただただエネルギーとなって拡散していく。
ビジネスでは英語勉強を…とか関係ない次元でやってる。貿易ノウハウも関係ない。
感じること、それを素早く行動に移すこと。運動を引き起こすこと。

時代の条件というのは確かにあるのだろうけど、物事は、それより根の深い場所ではもっとシンプルかつ普遍的にできている。1960年代にアクタスで起きたことは、21世紀にモダンブルーでも起こりえる。

ビジネスのトランス状態。そうした状態にまで高めていく力学的因子、その発生力学の根幹を見極めれば21世紀でもすべてが自由状態、全方向可能性の塊に見えてくる。もっと原形状態で人とモノと出会い運動を起こすこと。



ちなみにこの投稿はtwitter用にしたものですが、なぜかすべて投稿時間が「44年前」になってしまっています(写真)。twitterのバグなのか偶然のいたずらなのか、どちらにしろおかしな現象ですが、デキすぎています。44年前、つまり1969年といえば、アクタス創業の年だからです。





名品図鑑07 マリメッコのウニッコ


北欧テキスタイルの代表的なブランドと称され60年余り。マリメッコには毎年リリースされるグラフィックパターンが数多く存在します。中でも「ウニッコ/ケシの花」といえば最も知名度が高いロングセラーで1964年に発表されました。
しかし当時のマリメッコにとって花は禁止モチーフであったのをご存じでしょうか? 「自然界に存在してこそ美しい花を、装飾のパターンにすることは認めない」という創業者アルミ・ラティアのポリシーがあったのです。
ところがブランドのスターデザイナー、マイヤ・イソラはその思想に反発しました。ケシの花を取り上げたのです。鮮明な色使い、大胆なタッチ、そしてエネルギッシュに描くことで創業者アルミを説得しました。のちにブランドの運命を決める傑作「ウニッコ」が誕生したのはこの時でした。
花をはじめ自然を表現した作品の多いマリメッコには少し意外性のあるエピソードですが、フィンランドの豊かな四季と共に生活するデザイナー達にとっては「ウニッコ」の一番の功績といえるのではないでしょうか。(薜)


写真のアイテム
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-46714
アマソナ一覧
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODS_SEARCH?SEARCH_KEYWORD=UNIKKO

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2013年12月9日月曜日

2人のためのクリスマス 天使のくれた時間には 特別なギフトを vol.2

4週連続クリスマス連載企画、第2回目。今回のシチュエーションは「午後のひととき」です。

ページはこちら
http://www.modern-blue.com/page/gift/index_xmas.html


13.40 ドゥミタスの誘惑

待ち合わせたふたりはランチの混雑する時間帯を避け、ウィンドウショッピングや画廊を回って過ごします。ペーヴメントを並んで散歩した後、あなたのエスコートでさり気なくカフェレストランへ。
もちろんあなたは事前に予約済。ただでさえ混み合う日に、入れる店を探して彼女を連れまわすなんてことはありません。
混雑のピークを過ぎた店内でアウターを脱ぎくつろぐふたり。
ディナーに備えランチは軽めに、エスプレッソで仕上げます。
上質なシャツと同じように心地よい空間でふたりの時間がゆっくりと過ぎていきます。



【こだわりクリスマスギフト C】
ETRO  ペイズリーシャツ
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-43373

【こだわりクリスマスギフト D】
CELINE  レザーショルダーバッグ
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-44830

【そのほかの使用アイテム】
MEN
  MESSAGERIE  ボタンフライパンツ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-45696
WOMEN
  SAINT LAURENT  ワンピース http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-44842




名品図鑑06 ロエベのアマソナ


1975年に誕生したロエベのアイコンバッグ「アマソナ」。当時スペインではフランコ政権が終わり、女性たちは少しずつ自由を手に入れられるようになりました。
モデル名となったアマソナは、ギリシャ神話にも登場する勇敢な女性の象徴「アマゾネス」に由来しています。ライニングのない一枚皮仕立ての完璧なフォルムは、卓越した技術を持つ職人が約60ものパーツを6時間半という時間をかけて仕上げたもの。4つのLを組み合わせたバロック調書体のブランドロゴ「アナグラム」が、寄り添うように存在感を高めています。
抑圧の時代を終え自由に羽ばたく女性像を描いたその普遍的な美しさは、いつの時代も女性たちの憧れとなり、長く愛用されているのも納得です。人生を彩るさまざまなシーンになじむ気品、そして華やかさは、160年以上続く老舗レザーブランドの実力を伝えてくれます。(村越)


写真のアイテム
http://www.modern-blue.jp/GOODSDETAIL-23664
アマソナ一覧
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODS_SEARCH?SEARCH_KEYWORD=%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%82%bd%e3%83%8a

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2013年12月3日火曜日

2人のためのクリスマス 天使のくれた時間には 特別なギフトを

クリスマス特集を始めました。
あるカップルのクリスマスデート。その一日を追跡しながらそれぞれのシーンを彩るアイテムにピントを合わせます。そして、そんな情景をイメージさせてくれるこれぞというアイテムも同時にご紹介。

クリスマスまでに四回の連載を予定しています。
第一回目のテーマは、「待ち合わせ」。

ページはこちら
http://www.modern-blue.com/page/gift/index_xmas.html




 

【こだわりクリスマスギフト A】
GIORGIO ARMANI ラムレザーブルゾン
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-43389

【こだわりクリスマスギフト B】
SAINT LAURENT PARIS トレンチコート
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-44841

【そのほかの使用アイテム】
MEN
  ETRO  ペイズリーシャツ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-43373
  FENDI  ニットマフラー http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-45469
  CARIDEI  レザーグローブ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-42285
  MESSAGERIE  ボタンフライパンツ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-45696
  SAINT LAURENT  レザーブーツ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-43441
WOMEN
  SAINT LAURENT  ワンピース http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-44842
  FENDI  スカーフ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-45343
  CELINE  レザーショルダーバッグ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-44830
  SAINT LAURENT ショートブーツ http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-40077




2013年12月2日月曜日

名品図鑑05 グッチのホースビットローファー


グッチのホースビットローファーは今年で誕生60周年を迎えた。誰もが認める名品である。それはなぜか。長きに亘るベストセラーだから。時のセレブリティに愛用されてきたから。いずれもその通りだが、より真に至る理由があるとすれば、それは「常に新鮮だから」であろう。
ファーストモデルの登場は1953年。履きやすさを追求したモカシンのディテイルと、馬具の轡(くつわ)をモチーフにしたデザインは当時から完成していた。たちまちブームとなった。その後スエードやパイソンなどニーズに応えて衣替えを経るも、原形をほぼ変えずにここまできている。そして、いまもってグッチの上位人気で、憧れられる存在だ。
復刻シリーズ「1953」は変わらぬ良さを教えてくれて、軌跡に想いを馳せることができるリマインダーである。(西岡)


写真のアイテム
http://www.modern-blue.jp/GOODSDETAIL-42934
グッチのホースビットローファー一覧
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSLIST-62

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