ボリオリの代名詞モデル
ドーヴァー(DOVER)ですが
2013年秋冬の新作では
こんなチーフ付きのダブルジャケットが登場しています。
何をクラシックというかは定義の問題なのでしょうが
僕にとってのボリオリのジャケットは
今の雰囲気を取り入れカジュアルにアレンジした
モードなジャケットというイメージです。
肩パッドのないアンコン仕様のソフトジャケットだから
という理由もありますが
一年とか半期といった短いスパンで
美のディテールを時代々々に沿ってアレンジしてくる
そんな面にもモーダ系ならではの個性を感じます。
例えばこんなふうにチーフを付けて
なんとなく「見せびらかし」的な演出をしてくるイヤラしさ。
こういうライトな感覚が
拘りぬかれたテーラードのヘビーな技術を潜り抜けて出てくる
この感じがすごく好きです。
技術の重さや確かさといった伝統世界と
時代のムードを軽やかに取り入れる軽業的なモード世界とが
ハイブリッドになって混じり合う
まさに、この感じ。
これが実はボリオリにセットされた
一番深い魅力なんじゃないかと僕は思っています。
それにしてもこのジャケット
幅広のピークドラペルに立体感のある肩まわり
そして堂々とした胸元から
絞り込まれたウェストへのラインと
シルエットの美しさが際立っています。
100%ウールの背なし仕様なので、軽い。
ドレープもきれいに出ます。
男なら、こんなジャケットの一つや二つ
ワードローブに持っておきたいものです。
ゴージ位置が高く、イタリアらしい色気を放ちます。 |
チーフはブルー系のグラフィック柄 |
素材はウールの引き揃え生地 |
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