navi_head

home shop

2013年6月9日日曜日

Pierre Hardy

Pierre Hardy

とってもきれいな、ピエール・アルディの靴。
とあるインタビューで彼は言っています。

「ちょっとしたシナリオを用意して、ミニストーリーをカラーに凝縮させたような感じです」

色づかいに物語を込めるという考え方が、素敵じゃないでしょうか。
配色をコントロールして静的にデザインを収めるというより、
色と色を共鳴させ、色がみずから何かを語り始めるような感覚。

エミリオ・プッチの色彩感覚にも似た
含みと奥行きをもった色彩美が彼の靴にはあります。


ピエール・アルディは
ジミー・チュウのように靴職人としてスタートしている人ではありません。
もとはヴァニティーやヴォーグといった雑誌でイラストレーターとして
キャリアをスタートした人です。
主眼は、靴のビジュアル、色と線の使い方です。

1987年から3年間クリスチャン・ディオールで
レディースシューズをデザインしていました。
そして90年からはエルメスのメンズ、レディース靴の
クリエイティブディレクターを務めています。
自身のシグネチャーブランド「ピエール・アルディ」を立ち上げたのは99年。
以降、ニコラ・ゲスキエールとコラボし
バレンシアガのメンズ、レディース両シューズコレクションを発表したり
エルメスのジュエリーラインのクリエイティブディレクターに就任したり
パリでの旗艦店オープン
バッグラインのスタート
GAPとのコラボ企画を手がけたりと
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのシューズデザイナーです。

写真は当店に入荷したウェッジソールサンダル。
左(ブルー×オレンジ):http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-38553
中(ブラウン×イエロー):http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-38552
履くと、こんな感じ。


ソールが分厚く、独特な曲線状のカラーブロックになっていて
帝政ローマ時代の靴のニュアンスがほんのり香ります。

素材に天然木を用いた靴もあります。
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-38554
レザーのブラックと木のブラウンでブロックカラーを描いていて、とてもモダン。





ほかにも、アンクルストラップにベルクロを用いたこんな変り種もあります。
http://www.modern-blue.jp/Page/GOODSDETAIL-38551


0 件のコメント:

コメントを投稿