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2013年2月12日火曜日

DSQUARED2


カジュアル+ドレスの弁証法
DSQUARED2
Racing Jacket

ディースクエアードのメンズ服は
シルエットが独特で
一言でいうと
広がっているところと
狭まっているところの差が激しいです。
ドルチェ&ガッバーナのシルエットも
そんな傾向がありますが
ディースクはそれよりさらにコントラストが強く
それがキャッチーな魅力になっています。

魅力がわかりやすいぶん
うちの入社したての男子たちは
一年も働いていると
たいていディースクの服を数点買ってたりする。
でもたいてい
上下カジュアルのグダグダコーディネートで
フィニッシュしてしまうパターンが多くて、
これは、わかってないなと...
ディースクへの理解がまだ浅いなと...
5年先輩のぼくは、思うことしばしばです。

着ることで
だんだん実感として知っていけるから
ムード買いでも
それはそれでいいのですが
ディースクの魅力は
こういうキャッチーな部分の奥にあって、
一言でいえば
インナーにシャツを着てタイドアップするとか
テーラードジャケットに合わせるとか
カジュアルウェアでも
ドレスウェアとの相性が良く
実際、ディースクのファッションショーは
ほとんど
「ドカジュアル+ドレス」の弁証法
で魅せてくれるのだよ、
ということを伝えたいわけです。
だけどうちの若いスタッフたちは、
ドレスのほうに気づかなかったり
見落としてたりするわけです。

実際、シルエットはキャッチーでクセがあるけど
この上なくキレイなラインを描いてくれます。
つまりこういう
クセがありながら
バランス感覚のあるシルエットが作れる
というのは
基礎となるテーラードの感覚が
相当に秀でているからです。
ぜひそこを味わってほしい。

このライダースジャケットも
スッと立ちあがった肩に
絞り込まれたウェスト、と
パターンワークがキレイで、
襟の部分をテーラードジャケットのラペルに見立て
インナーをタイドアップしたら
いい雰囲気を出してくれる。
44サイズだけの展開というのが
悔しいところですが。

というわけで今回は、そんなディースクの魅力の
裏側をのぞいてみました。
そして
ただいまディースクの春夏新作が入荷中です。

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