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2013年11月19日火曜日

バレンシアガやアルマーニに見る、新世代セカンドバッグ。

1980年代、バブルの象徴へと成り上がり、しかしバブル崩壊後は一転、ダサカルチャーの象徴へと失墜した伝説的アイテム。といえば、ケミカルウォッシュジーンズ、そしてセカンドバッグだ。
今季どういう紐付なのか、そのセカンドバッグが流行りに流行っている。
時代は繰り返すのか…。僕は笑った。
そして僕はセカンドバッグの世界を探索することにしした。
そして気づいた。以前とは少し調子が違うことに。

BALENCIAGAが放つ新世代型セカンドバッグ「CLASSIC FILE ARENA」


写真のアイテム(BALENCIAGA:CLASSIC FILE ARENA)


これは30年前の、あの伝説的なセカンドバッグではない。まったく新しい何かだ。ドキュメントケースなどというすこぶるカッコ良い名前までついている。どうやらこういうことだ。ずんぐりした小さくて太っちょのオヤジは、銀座や麻布で、古き良き時代を泳いでみるのだが、その息子は、30年の時を経てオシャレにカッコ良く、ニューヨークや上海、海外の街々を闊歩している。どうやらセカンドバッグにも物語があるらしい。

ところで、ドキュメントケースという異名を持つこの新世代セカンドバッグが、なぜ今こんなに流行しているのだろう?

思えばここ数年、トートバッグに注目が集まり、ラフに軽快に街を歩くバッグスタイルが人気となっている。そのトートバッグ人気は進化し、ついにハンドルを持たず、クタッとバッグを二つに折って脇に抱えて持ち歩くスタイルが流行りだした。それがどうやらオシャレなのだ。それがどうやらスタイルなのだ。それがどうやら現代なのだ。

結局、クタッと二つ折りにして持つトートバッグがカッコいいという思考は、新世代セカンドバッグ、ドキュメントケースの登場を簡単にした。思えば僕の学生時代には、教材やノート類をバッグに入れるんじゃなくて、もっとラフにカジュアルに、ベルトバンドで留めてそれを小脇に抱えて持ち歩くオシャレなヤツが何人かいたが、そんな出で立ちスタイルが十数年ぶりに思い出される。

ところがどうだろう、今や時代はペーパレスに近づきつつある。ノートや書類はできるかぎり削減され、会社や大学で必要な資料、いわゆるドキュメントは、バーチャルデータに移行しつつある。つまり新世代ドキュメントケースとはノートや書類を入れる容器ではなく、タブレット、すなわち現代のモーセの十戒を記した石版を持ち歩くものなのだ。
iPadの登場がライフスタイルを変え、バッグの世界を変えた。
新世代セカンドバッグは、iPadを持ち運びながらバーチャルデータで生活を組み立てる新しい時代の物語なのである。



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バレンシアガのドキュメントケースが新たに入荷しました。そして、新しいセカンドバッグの物語が詰まった今季注目のアイテム、ほかにもこんなものがあります。

バレンシアガ/BALENCIAGAのCLASSIC CLIP L


ナイロンジャガード生地をベースに、バレンシアガのアイコンといえるスタッズやジップトップのレザー紐を使用して存在感を高めたクラッチバッグ。人気の定番シルエットに白いテーピングをプラスしたエクステリアは、クリーンかつスポーティなイメージ。フロントポケットやキーリングなど細かな仕様は使い勝手が良く、内部は仕切りがあるので荷物の区分けもイージーでついつい手に取ってしまう絶妙なサイズ。旅行時のバッグインバッグとして、また書類やウォレット、タブレットなど常にモバイルしたいガジェット類も含めスマートに持ち運びでき、デイリーユースとしてもお薦めです。






ジョルジオアルマーニ/GIORGIO ARMANI


ブラウンカラーのサフィアーノレザーを採用したドキュメントケース。フラップにシルバープレートがセットされており、そこには「GIORGIO ARMANI」とロゴの刻印がアイコンアピール。近くで見て初めてアルマーニとわかるニクイ演出に老舗の余裕と大人のゆとりを感じさせます。コンパートメントはA4サイズの書類が出し入れできる頼もしい仕様。フラップのジップファスナーを開くと用途に合わせて使い分けられるポケットが装備されているのが本デザインの特徴。カードポケット、コインポケット、ペンホルダー、その他のポケットにはパスポートやチケットが収納でき、ウォレットなしでもスマートに過ごせます。上質素材遣いとミニマムな機能性でビジネスのステータスとニーズを満たす秀逸バッグ。ご愛用に是非。






ジョルジオアルマーニ/GIORGIO ARMANI


上記アイテムの色違い(ダークブラウン)。






ドルチェ&ガッバーナ/DOLCE&GABBANA


シボ加工された表情豊かなブラックレザーをエクステリアに採用した本モデルは、その柔らかな質感と光沢のある発色にラグジュアリーなセンスを覚えるドルガバらしい素材遣い。鍵やジッパーなど随処に使われたハードウェアには経年処理が施されていて、味のあるニュアンスを加味しています。インテリアには、打って変わって、総ブラックのツイルファブリックが張られているためレザーほど気を使わずにガシガシ使えるのがポイント。細かいポケット類が実用性を増し、整理しやすく頼もしい仕様が与えられています。A4大の大きさですので、持ちやすく、またスリムな作りはブリーフケースやボストンなどに入れても嵩張らないのではないでしょうか。オンオフ兼用でお役立ていただけるお薦めのクラッチバッグです。





ボッテガヴェネタ/BOTTEGA VENETAのマルコポーロ


ボッテガヴェネタのトラベルライン「マルコポーロ」は高い機能性とタイムレスなデザイン性を取り入れた、公私ともにアクティブなライフスタイルを送るメンズ向けに考案されたシリーズ。本モデルはバリスティッククロスを採用したA4サイズのドキュメントケース(書類入れ)。耐久性・防汚性・発色性に優れたハイパフォーマーであり、外からのネガティブな要素をシャットダウンしてくれる頼もしさが重宝されています。デュアルジップのラウンドファスナークロージャースタイルで、出し入れが楽。総ブラックでクールで、かつシックに完成した本作。デキる男に仕上げてくれる逸品です。






セカンドバッグ一覧
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