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2014年7月4日金曜日

名品図鑑19 ラルディーニのジャケット


職人たちが育てた花

年齢を重ねた男性だからこそ似合うアイテムといえば、ジャケット。そんなかっちりとした風貌のジャケットを、まるでブルゾンやカーディガンのようにさらりと羽織れてしまうのがラルディーニの魅力です。風になびくその姿は、大人の色気と余裕を感じさせます。
誰が着てもうまく身体にフィットし、それなりにカッコ良くきまる。その理由は、コンパクトなショルダーラインと穏やかなウエストの絞り。芯地や副素材をばっさり省いた独自のパターンを仕上げたのは、今日の技術と伝統的なテーラード職人による縫製です。
長年、裏舞台でビッグメゾンの製品を手がけてきた職人達。彼らが育てた花は今やテーラード市場をリードするブランドとなって開花しました。完成した製品には鮮やかな小花が添えられ、無限に広がるコーディネイト術を教えてくれます。(村越)


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2013年9月9日月曜日

Lardini : Chester Coat

伊達男御用達のLARDINI(ラルディーニ)から
コートの王様、チェスターコートです。

シングルブレスト。しかもアルパカ混という変り種。
ベージュカラーがシブい大人の色気を放っています。


ラペルを飾るおなじみのブートニエール
そして高いゴージ位置で魅せる胸の立体感と
イタリア流サルトリアの色気がふんぷんと漂っています。

それにしても、素材感がいい。
ウールにほんの少しアルパカの毛を混ぜ
さらにポリアミドを25%混紡することで
ジャージー素材さながらの伸縮性を生み出しています。

着心地と機能性を追求した服、
とくにアンダーウェアなんかがそうですが
天然素材にちょっとだけ化繊を混ぜてきます。
天然素材の優しい肌触りと
化繊の伸縮自在なテクノロジーを上手に入れ込み
一段上の着心地を完成させてくる。
アルマーニなんかもここ数年
化繊を上手に入れ込んだアイテムをよく発表していますが
ラルディーニもしかり、です。

着やすさと、表情の豊かさ、
防寒・保温を実現した頼もしい仕上がり。
ご覧の通りのヒップオーバー丈なので
カジュアルにもフォーマルにも
合わせられるのがいいですね。

アイテム詳細はこちら




2013年2月26日火曜日

何が違うの?


ボリオリとラルディーニ、何が違うの?

ソフトジャケットの両雄といえば
ボリオリとラルディーニですが
いったいこの両ブランド、何が違うのだろう?
よく耳にする質問です。

どちらもクオリティの高い
美しいジャケットを作るのは間違いありません。
そしてボリオリのスタイリストが2人、
ラルディーニに移っている事実を思うと
いよいよどっちを買えばいいの?
となります。

どちらも
クラシカルなスタイルをベースにした
モードジャケットです。
ですが、細かく見るなら、そのなかでも
ボリオリの方がややクラシック性が強く
ラルディーニの方がややモード性が強い。

例えば同じ46サイズでも
ボリオリのサイズ感とラルディーニのそれとでは
若干違います。
着てみると
ボリオリはいわゆる46サイズ一般という印象。
ラルディーニは
44サイズとまではいかなくとも
それに近いタイトさを感じるかもしれません。
これはサイズ感のズレがあるというより
ラルディーニは
ややタイトめのスタイルで着るジャケットだ
と理解した方が良さそうです。
実際、イタリア人の間ではそのように理解され
ラルディーニを着るときはタイトめに
というスタイルが浸透しています。
着丈もやや短めです。

一方のボリオリは
肩に自然なボリューム感を残しながら
より動きやすい印象があります。
きっちり着こなすジャケットであると同時に
カーディガンのようにふわりと羽織る
部屋着としても通用するかのような
安楽さが魅力です。

そして今季
こうした両ブランドの個性の差はどうなったか?
それが、さらに縮まってきたのです。
ボリオリがラルディーニに寄せてきた形で、
以前よりややタイトなサイズ感に
なったように感じます。
ただし、モデルによって違いはありますが。

こうなると正直
ラルディーニのようなジャケットが欲しい人も
ときにボリオリのジャケットで正解な気がしますし、
逆もまた、ときに正解な気がします。

ですから今季、ぼくとしてはジャケットは
柄と素材で選んでみよう、
と考えているところです。

左のラルディーニはウール地のグレンチェック柄
右のボリオリは麻とコットンの混紡です。
柄と素材の妙で、ちょっとした変化を狙うのも
粋でいいですよ。

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